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本書は、アスペルガー症候群の女性「「アスパーガール」が出会う、特に思春期のいじめや不登校、あるいは、うまく話せなくなること、感覚が違うことなどの扱いが難しい問題に、深い理解と実践的な対応の仕方を提供する最良の本である。
中京大学現代社会学部教授   辻井正次

「アスパーガール」は非常に読み応えのある本です。女性のAS(アスペルガー症候群)への理解を広めたい、彼女たちの文化をたたえていきたいという肯定的な意思が、全編にしっかりと表れています。シモンは、自らの見解と他のAS女性たちの声 をもとに、情熱的に、率直に、そして誠実に、自閉症スペクトラム女性の人生の困難 と喜びを知らせてくれました。本書にはエピソードと対処方法が満載されています。何度も繰り返し読んでください。大切なことを心に留めておくことができるでしょう。AS女性には、人生という旅の地図となることでしょう。それだけではなく、AS女性を承認し、力を与えるという点で、そして、シモンが見事に述べている通り、緘黙を乗り越えるためにも、この本は必読書です。AS女性の皆さん、パレットの色 をすべて持ち寄って、ぜひ、この世の中をいろどってください!
シャナ・ニコルズ博士
「ASPIRE・学習発達センター」の主事、心理士、研究者。
「自閉症スペクトラムの少女が大人になるまで 親と専門家が知っておくべきこと」
(東京書籍 2010年)の著者。

すべてのアスパーガールとその親御さん、ご家族、パートナー、専門家の皆さん、その他、アスパーガールと関わるあらゆる方々に、本書を強くお薦めします。ルディはユーモア、愛、絆、尊敬を携えて、私たちの目をアスパーガールの世界へと導いてくれます。本書には、恋愛、学習、性、キャリア、結婚、子育て、友だち関係、成熟、診断、感情、健康、加齢、その他多くのことが、鋭い洞察力で記されています。どのトピックにも、アスパーガールと親御さんへのアドバイスがついています。専門家にとっても、非常に役に立つことでしょう。現在用いられているアスペルガー症候群の診断基準は、主に男性に見られる特徴が土台となっているため、私たち臨床家は、長い間アスパーガールたちを見過ごしてきました。ルディは、彼女自身の深い見識と、他のアスパーガールへの取材を通して、この症候群に対する、より広い定義と理解を惜しみなく示してくれました。その新たな定義と理解は、アスパーガールと非スペクトラムの女性との架け橋にもなるはずです。
ミッシェル・ガーネット博士
アスペルガー症候群・自閉症の専門クリニック「マインド&ハート」の主事、臨床心理士